・家の評価
家を売るとき、中古の一戸建て住宅や中古のマンションの評価は、専門家でも悩む問題なようです。
特に、土地よりも建物のほうは、建築後の年数や保守管理の状況、間取りなどの設計が一般性のものであるかどうかにより、大きな影響が出てしまいます。
そのため、建築後かなりの年数が経過して、老朽化のすすんでいるものは建物の価格は評価せず、土地のみの値段で取引されることも多くあります。
建築後7・8年経過したもので、建物の再調達原価(現在同じ建物を新築したときの建築費)の3分の1以下くらいが一般的です。
建築後3・4年でも再調達原価の半分以下と考えておいたほうが良いでしょう。
・マンションの評価
中古マンションの場合は、地域ごとに専用面積の3,3u当たりいくらという相場がありますが、これも建築後の年数、保守管理の状況により違ってきます。
また、中古マンションの場合は、売ろうとする専有部分のみならず、そのマンション全体の設計や設備、保守状況も影響してきますし、とくに都心型マンションの場合は、敷地の微妙な立地条件の差が大きく影響してきます。
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