・環境をチェックする
建売を買ったら、通常はそこにすぐ住むことになります。
一度住んで、不便さなどを感じ、転売するようなときは、転売価格は大幅に下がるのが普通です。
これは、土地と違い、一度住んだものは商品価値が急激に下がるからです。
そのため建売を購入するときは、そこの環境などを十分調べたうえで購入しなければなりません。
このときのチェックの一例は以下のようなことです。
・最寄の駅までの距離
・最寄駅までのバス乗車時間
・前面道路の舗装状況
・最寄商店街までの距離
・学校や病院等までの距離
・敷地の状況(間口・奥行き・形状・等)
・インフラの状況
・都市計画上の規制の有無
・・・など
・重要事項説明書でチェック
宅建業者が土地建物を販売するときは、宅地建物取引主任者が、重要事項を説明し、その中でもとくに重要な項目は書類にして、取引主任者が記名捺印し、買主に渡すよう宅建業法で定められています。
この重要事項説明書を交付しない業者がけっこう多いようです。
交付しないと、1年以上の業務停止処分が定められているにもかかわらずです。
そのような土地や建物には重大な欠陥があり、それを隠そうとしているとも、考えられます。
そのため、このような物件には手を出さないほうが無難だと思います。
もし、欠陥がないにしても、その業者のいい加減さがうかがえますので注意が必要です。
・重要事項説明書をチェックする
重要事項説明書そのものも確かなものかチェックするほうが良いでしょう。
ポイントは下記のようなところです。
・「登記簿に記載された事項」・・・登記事項証明書(謄本)をとりチェックする。
・「都市計画法等に基づく制限の概要」・・・市区町村の都市計画課などの担当課で確認する。
・「私道に関する負担に関する事項」・・・私道が含まれると負担金や私道ぶぶんだけ使用できる面積が減少しますし、また後日、最建築するときに問題が生じることがあります。
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