相続税の路線価図を利用するという方法もあります。
これは、市街地の各道路(路線)に価格をつけた図です。
この図は、相続税や贈与税を課税するときの土地の評価額を算定するために作られたものです。
土地の1uの単価を千円単位で表しています。
この路線価は課税のためのものですから、公示価格の役8割の水準としています。
路線価は標準的な地形の土地についての価格ですから、袋地などの場合には、大幅な減価が必要になります。
路線価図は、全国の税務署や国税庁のホームページで無料で見ることができます。
また、「固定資産税のための土地の路線価図」も、各市町村(東京は都税務署)に備え付けられていて公開されています。
これは、公示価格の約7割の水準になっていますが、3年に1度しか評価替えされませんので、何年のものか注意して読むことが重要です。 |
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