・設計図と見積書の不備
工事請負契約をきちんと行うと、建築する上でのトラブルを未然に防ぐことが可能です。
そのなかでも、最も重要なのは設計図と見積書です。
ほとんどの場合、トラブルの元凶となるのは、この設計図と見積書の不備から起こるといっても良いでしょう。
・仕様書
設計図と見積書の不備から起こるトラブルを防止するために、設計図は詳細になっているほど良いのですが、平面図や立面図のほかに、敷地に建物を配置するかを確定する「配置図」や建物の一断面を切って、その詳細を記入した「矩形図(くけいずとかはばかりずとも読む)」が必要です。
そして、これらの図面に「仕様書」を添付してもらうことが重要です。
仕様書には建物の細部にわたり、どのような材料を使い、どういう仕上げをするかということが記載されています。
これが詳細なほど、トラブルの種は少なくなるといえるでしょう。
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