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土地を買い家を建てるという方法をとらなくても、建売やマンションを購入するという方法もあります。
しかし、土地を購入してそこに自分の生活に合った家を建築するという方法は、ある意味理想ですから、根強い人気があると思います。 本来であれば、これが土地建物を取得する基本的なパターンとなりますので、まずは土地建物についての基本知識を知っておきましょう。 また、建売やマンションを購入しようとしている場合にも役立ちますので参考にしてください。 |
・危険を避けるため、登記簿を調べるようにしましょう。・menu
■土地登記簿が果たす役割について! |
土地を買うときは建物が建てられるかどうかが分かったら、今度は、その土地の売主が、本当の所有権者なのか、また担保や変な権利がその土地についていないかなどの権利関係を調べなければなりません。
それを調べるためには、登記簿を調査する必要があります。
・土地登記簿とは
土地登記簿とは、土地の場所や形、その土地の所有者がだれか、そしてその土地にどんな権利がまとわりついているかということを国が確認した事項が明記されている台帳といえます。
・登記簿の調べ方
登記簿は、その土地と建物の登記を管轄している登記所(法務局の出張所)に行き、「登記事項要約書交付付申請書」に必要事項を記入して申請します。
そうすると、「登記事項要約所」を交付されますので、その土地の所在や地番、地目、地積を確認できます。
また、第三者に見せるような場合、その内容を証明した書類がほしいときには登記所で「登記事項証明書」の交付を受けます。
申請するときの土地の所在地の「地番」は、登記簿上の地番であり、住居表示の番地ではありません。
登記簿上の地番がわからないときは、管轄の法務局に住居表示と登記簿の地番を対照して示した住宅地図が備わっていますので、これで公図を閲覧して地番を特定して申請することになります。
土地の地番や建物の家屋番号がわかっているときは、管轄外の法務局出張所で申請しても、全国の「登記事項証明書」は交付してもらえます。
また、地番や家屋番号がわかっているときは、管轄の登記所から郵送してもらうことも可能です。
手数料ですが、登記事項証明書は1通につき1000円(10枚を超えるときは超える枚数5枚まで200円加算)、登記事項要約書は1通につき500円(5枚を超えるときは超える枚数5枚まで100円を加算)となっています。
・登記事項証明書の見かた
登記事項証明書は日付に注意しましょう。
日付が古い場合は、その後にいろいろな登記が付け加えられている可能性があります。
仲介の不動産業者が登記事項証明書(謄本)を持ってきて説明するようなときは、気をつけてみなければなりません。
また、日付が新しくても、その後に登記が付け加えられていることもありますので、代金を支払う前に新しいもので再び確かめることが必要です。
・公図で位置や形を確かめるには
土地登記簿の表題部には、土地の所在や地番、地積などが記載されていますが、これだけでは現地に行っても、それがどこかということは確認はできません。
そのため、ほとんどの登記所が従来の付属地図である公図というもので表示しています。
公図を閲覧したら、その写しももらっておきましょう。
正確な形や位置を確認するためには、土地家屋調査士に依頼して、土地所在図を作成してもらい、実測図を作成してもらったほうが良いでしょう。
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