マイホーム購入計画のための基礎知識
失敗しないマイホーム購入計画!!
贈与税 居住用不動産 贈与税 婚姻期間
一般的に考えれば、家を買うとか建てるとかというのはかなり前から計画していかなければならないと思います。
それは、資金であったり場所であったり、入手方法や法律、税金の問題も考えなければならないと思います。
TOP土地建物を贈与されたとき




家や土地を贈与されると贈与税がかかってきるのが一般的です。
しかし、贈与税がかからなかったり、贈与税が軽減される特例もいつくかありますので、最大限活用することが重要です。
そのためには、贈与や贈与税に関する基礎知識を学んでおきましょう。

土地建物を贈与されたときの税金対策





贈与税の特例「配偶者控除」とは?


・贈与税の配偶者控除
結婚後20年経過した夫婦間で居住用不動産の贈与があったときには、贈与税の課税価格から最高2000万を控除できる「贈与税の配偶者控除」という特例があります。
この控除が受けられる金額は、下記のいずれか小さいほうの金額です、
@2000万円
A居住用不動産の価額あるいは贈与を受けた金額のうち居住用不動産の取得に充てた額


この特例を使えば基礎控除額110万とあわせて、合計で2110万までの贈与については贈与税がかかりません。しかし、この控除を受けるためには一定の条件をクリアしなければなりません。


・居住用不動産とは
居住用不動産とは、もっぱら居住の用に供する土地、土地の上に存する権利(借地権等)または家屋で、日本国内にあるものを指します。


・家屋の敷地のみの贈与
贈与税の配偶者控除は、家屋の所有者が配偶者控除の適用を受ける人の配偶者または同居の親族の場合には、その家屋の敷地である土地のみの贈与を受けた場合でも適用が受けられます。ただし、将来、居住用不動産を譲渡する場合には、家屋を少しでも所有しておいたほうが有利になることもあります。


・婚姻期間の計算
婚姻期間は、婚姻の届出があった日から居住用不動産または金銭の贈与があった日までの期間で計算します。
1年未満の端数があっても切り上げはしません。
したがって、婚姻期間が19年を超え20年未満の場合には、贈与税の配偶者控除の適用は受けられません。


・一生に一度の特例
贈与税の配偶者控除は、同一の配偶者からの贈与について過去にこの規定の適用を受けたことがあるときは、再度適用を受けられません。


・相続開始前3年以内の贈与
財産の贈与をした人に相続が発生したときは、その相続開始前3年以内の贈与財産はその相続税の課税対象に取り込まれます。
しかし、贈与税の配偶者控除については、その対象となる贈与を受けた後3年以内にその贈与者に相続が発生しても、その贈与を受けた居住用不動産や金銭は、相続税の課税対象になりません。


■参照■
贈与税
スポンサードリンク




■最低限必要な、土地建物の法律知識
土地を買うときの必要知識
家を建てるときの必要知識
建売を買うときの必要知識
中古を選ぶときの必要知識
マンションを買うときの知識
住宅ローンの必要知識
不動産業者とつきあうには
土地建物を売るときの知識
土地の貸し借りの法律知識
建物の貸し借りの法律知識

■土地建物の税金対策
家を買ったとき
土地を買ったとき
家を建てたとき
土地建物を贈与されたとき
土地建物を相続したとき
家を売ったとき
土地建物を売ったとき
土地建物を保有してるとき
土地建物を貸しているとき
土地建物を借りているとき
不動産に関する確定申告
税務署の「お尋ね」対処法

■競売不動産を買う基礎知識
競売の基礎知識
競売物件の探し方・選び方
入札の流れとポイント
買った後の手続き
安全・確実に買い受うけるための総まとめ

■スポンサードリンク

■建築・不動産用語辞典

ら・わ
TOP土地建物を贈与されたとき>贈与税の特例「配偶者控除」とは?

Copyright (C)「失敗しないマイホーム購入計画!! 」All Rights Reserved