マイホーム購入計画のための基礎知識
失敗しないマイホーム購入計画!!
贈与税 計算 贈与税 評価額
一般的に考えれば、家を買うとか建てるとかというのはかなり前から計画していかなければならないと思います。
それは、資金であったり場所であったり、入手方法や法律、税金の問題も考えなければならないと思います。
TOP土地建物を贈与されたとき




家や土地を贈与されると贈与税がかかってきるのが一般的です。
しかし、贈与税がかからなかったり、贈与税が軽減される特例もいつくかありますので、最大限活用することが重要です。
そのためには、贈与や贈与税に関する基礎知識を学んでおきましょう。

土地建物を贈与されたときの税金対策





資金贈与と現物贈与の違いについて


・配偶者控除の対象
贈与税の配偶者控除の対象になるのは、居住用不動産そのものの贈与か、居住用不動産を取得するための金銭の贈与のいずれかです。


・居住用不動産の贈与
居住用不動産の現物贈与を受けたときは、贈与税の計算は、建物については「固定資産税評価額」、その建物の敷地となる土地については「路線価方式」「倍率方式」で、その評価額を計算します。


・居住用不動産取得のための金銭贈与
居住用不動産を取得するための金銭の贈与を受けたときは、その金銭で居住用不動産を、贈与の年の翌年3月15日までに取得する必要があります。
また、現金の場合には、贈与を受けた金額そのものが贈与税の課税価格となります。


・不動産現物と金銭のどちらを贈与するほうがトクするのか?
不動産の現物贈与は、その評価額は時価より低くなるのが通常です。
したがって、仮に居住用不動産の評価額が時価の80%であるとき、時価2000万の居住用不動産の贈与があったときでも、贈与税の課税対象になるのは2000万x80%となります。そのため贈与税の配偶者控除を適用すれば贈与税額が発生しないことになります。


一方、現金の贈与を受けて時価2000万の不動産を取得したときは、2000万が贈与税の課税対象になり、贈与税の配偶者控除を適用しても贈与税を納付する必要が出てきます。


結論としては、現金より現物で贈与したほうがトクということになります。


しかし、居住用不動産を取得してすぐにその不動産を贈与した場合には、不動産を取得した段階で、登録免許税等の登記費用や不動産取得税がかかり、さらに贈与の段階ではもう一度登記費用などがかかります。


また、取得直後の贈与の場合には、不動産を取得するための金銭の贈与ではないか、と税務署に解釈されることもあるようです。
そのため、不動産の現物贈与をするときは、取得後数年経過してから贈与するなどしておいたほうが無難だと思います。


■参照■
贈与税
スポンサードリンク




■最低限必要な、土地建物の法律知識
土地を買うときの必要知識
家を建てるときの必要知識
建売を買うときの必要知識
中古を選ぶときの必要知識
マンションを買うときの知識
住宅ローンの必要知識
不動産業者とつきあうには
土地建物を売るときの知識
土地の貸し借りの法律知識
建物の貸し借りの法律知識

■土地建物の税金対策
家を買ったとき
土地を買ったとき
家を建てたとき
土地建物を贈与されたとき
土地建物を相続したとき
家を売ったとき
土地建物を売ったとき
土地建物を保有してるとき
土地建物を貸しているとき
土地建物を借りているとき
不動産に関する確定申告
税務署の「お尋ね」対処法

■競売不動産を買う基礎知識
競売の基礎知識
競売物件の探し方・選び方
入札の流れとポイント
買った後の手続き
安全・確実に買い受うけるための総まとめ

■スポンサードリンク

■建築・不動産用語辞典

ら・わ
TOP土地建物を贈与されたとき>資金贈与と現物贈与の違いについて

Copyright (C)「失敗しないマイホーム購入計画!! 」All Rights Reserved