マイホーム購入計画のための基礎知識
失敗しないマイホーム購入計画!!
競売 現況調査報告書 競売 現況調査報告書 見方
一般的に考えれば、家を買うとか建てるとかというのはかなり前から計画していかなければならないと思います。
それは、資金であったり場所であったり、入手方法や法律、税金の問題も考えなければならないと思います。
TOP競売物件の探し方・選び方




マイホームを手に入れる場合、何も建売とかマンション、あるいは中古住宅を買ったり、家を建てるということ以外にも方法はあります。
それは競売物件です。
競売というと、業者が行うことと思いがちですがそんなことはありません。一般の人でも参加できるのです。

競売物件の探し方・選び方





「現況調査報告書」の見かたとポイン


・「現況調査報告書」とは
現況調査とは、裁判所が、競売不動産の権利関係や事実関係を把握するために、裁判所が命じた執行官という専門家により行われる、物件についての現状の調査のことです。


執行官は、調査後の結果を裁判所に報告するのですが、その報告された文書が「現況調査報告書」です。
「現況調査報告書」は、最低売却価格の決定、引き渡し命令をするときの判断資料、物件明細書の作成のための重要な資料となるものです。


下記は主に記載されている項目です。
その中でも、占有者の表示および占有の状況の記載は、引渡し命令を受けられる物件かどうかを判断することについての重要なポイントになります。
@「受命物件の表示」
競売物件の所在地が示されます。
A「現況地目」
現在の土地の利用状況が記載されます。
B「占有者の表示および占有の状況」
現実に不動産を占有している現実の占有者が記載されます。
占有形態で最も多く設定されているのは、「短期賃借権」でしたが、現在では法改正により対抗できるようになっています。詳細は下記「参照」をご覧ください。
C「執行官保管の仮処分」
競売物件に、「占有移転の仮処分」がされていることがありますが、これは、その不動産についての、所有権の争いがあり、解決するまでその占有を他人に移転することが禁止され、執行官が一時保管するという形をとるものです。
この仮処分がされていると、登記簿には記載されませんが、売却によってもその効力は失われませんから、買受け人は所有権を取得できても、引渡しを受けられません。
D添付書類
・物件所在地・見取り図・写真が添付されています。
現場調査や物件の調査、判断に必要です。


■参照■
短期賃借権
短期賃借権保護制度の廃止の理由
法定地上権
裁判所資料(三点セット)の見方
スポンサードリンク




■最低限必要な、土地建物の法律知識
土地を買うときの必要知識
家を建てるときの必要知識
建売を買うときの必要知識
中古を選ぶときの必要知識
マンションを買うときの知識
住宅ローンの必要知識
不動産業者とつきあうには
土地建物を売るときの知識
土地の貸し借りの法律知識
建物の貸し借りの法律知識

■土地建物の税金対策
家を買ったとき
土地を買ったとき
家を建てたとき
土地建物を贈与されたとき
土地建物を相続したとき
家を売ったとき
土地建物を売ったとき
土地建物を保有してるとき
土地建物を貸しているとき
土地建物を借りているとき
不動産に関する確定申告
税務署の「お尋ね」対処法

■競売不動産を買う基礎知識
競売の基礎知識
競売物件の探し方・選び方
入札の流れとポイント
買った後の手続き
安全・確実に買い受うけるための総まとめ

■スポンサードリンク

■建築・不動産用語辞典

ら・わ
TOP競売物件の探し方・選び方>「現況調査報告書」の見かたとポイント

Copyright (C)「失敗しないマイホーム購入計画!! 」All Rights Reserved