・競売のメリット
以前は、競売というと商売としている業者の人たちにしか知られておらず、実際に参加する人たちも限られていたいたようです。
競売で不動産を取得することの最大のメリットは、不動産をいわゆる「卸値」で購入できるという点です。これは、不況時に家を購入しようとしている人にとっては願ってもないことです。
一般に不動産（土地）の価格というと、市場価格を指しますが、不動産の価格には「公示価格」や「標準価格」、「路線価格」「固定資産評価額」など様々なものがあります。
競売で不動産を取得するときの価格は、通常の市場価格の約７割程度が平均といわれますので、「公示価格」に相当する価格で購入できることになります。
・競売の仕組み
しかし、いくら安いといえども、不動産の競売は読んで字の如しで、裁判所が競わせて売るということです。
そのため、条件の良い物件になればなるほど、他人とのセリになります。
また、競売という特殊性からくる普通の売買とは違う面もありますので、それなりの知識を必要としますので注意が必要です。
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