・ポイントをチェック
特別売却の事件記録は、特別売却実施命令の写しと、物件明細書などの写しを綴じたものが物件明細書閲覧室に置かれ、誰でも自由に閲覧できます。
この記録から、通常の競売と同じようにポイントをチェックします。
①保証の提供
特別売却による買い受けの申し出の場合にも、原則どおり保証の提供が必要です。
②保証の額
期間入札とは違い、裁判所が自由に決めます。「特別売却実施命令」に記載されてます。
③保証の提供の方法
金銭または裁判所が相当と認める有価証券を執行官に提出します。
④買受の注意点
特別売却が行われるということは、何らかの事情で売れ残った物件ということがいえます。
そのケースとして多いのは下記のような場合です。
・「件外建物が建っている物件」
・「賃借権が付いている物件」
・「引渡しに困難を伴う物件」
価格の安さだけでは、結局高いものつきますので、事件記録からその理由をしっかり読み取ることが重要です。
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