購入物件をしぼったら、後は周辺物件との比較から、その価格が妥当かを調べましょう。
購入予定の物件価格が妥当であるかは、周辺の物件と比較してみるのがもっとも良い方法です。
このときの調べる方法として、簡単な方法を下記の上げましたのご覧ください。
・マンションの場合
周辺にある築年数がほぼ同じ位で、規模や造りも同ランクのマンションをできるだけ多く選びます。
そして、それらのマンションにつき、価格を専有部分の面積で割って1u当たりの単価を出します。
その単価を購入予定の物件と比較することで、購入予定のマンションの価格が妥当か判断できます。
そのため、比較する物件は多いほど良いということになります。
・一戸建ての場合
大都市では、建物部分の価値は考慮にいれず、土地部分についてだけをマンションと同じように単価を出して比較します。
競売物件についても同様の方法で、比較検討します。
競売物件は、競売記録の「鑑定評価書」に、不動産鑑定士が出した価格が算定式とともに記載されていますので、これを見ることで、客観的に売り物件の価格が判断できます。
なお、この価格は競売物件の特殊性から、市場価格より3割程度安くなっています。
その点を考慮して、競売物件は3割り増しの価格で比較するようにしましょう。
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