増える離婚・減らない離婚相談
離婚にはいろいろ原因や事情があるでしょうが、何事も無いように見える夫婦が突然離婚するというケースは、パートナーは普段不平不満を言葉や態度には出さずお腹にしまっているということです!
雑誌などのデータをたまに目にすると、1年間で約25万件~30万件位の夫婦が離婚をするそうです。そして離婚相談件数も、さらに上回っていると耳にします。
これほどの離婚が成立していくということは、まだまだ何時か離婚しようと考えている離婚予備軍や何かあったら何時でも離婚してやろうと考えている人たちがかなり多いのだと思います。
一昔、二昔前は離婚などというとかなり大騒ぎになり、世間体や体裁を気にする親族などから猛反対に合い、それほど離婚する人は多くなかったような気がします。
たしかに昔は今ほど豊かではありませんから、家族が必然的に力を合わせて生きていかなければならなりませんし、女性が働く職場も今程多くないので家庭での役割も明確に分かれていたのだと思います。
そして理不尽な社会とは解りつつも、我慢をしてくれた女性が多かった時代なのかも知れません。
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増える離婚・減らない離婚相談
20年、30年と連れ添った熟年夫婦が今や旦那さんの定年とともに離婚をするという、「新成田離婚」と呼ばれる熟年離婚も増加傾向にあるようです。
「新成田離婚」とは旦那さんの定年退職記念にと、海外旅行に出かける矢先、もしくは旅先で衝突してしまい、そのまま離婚に至ってしまうケースを呼ぶようです。
苦労して育て上げた子供たちも社会に飛び立って行き、親の役目も果たしやっと自分の人生を楽しめる年代を向かえ、さらに追い討ちをかけるかのように年金の分割制度、どうせ離婚をするならと定年まで待ち、年金の受給資格を得た後で人生の最後位は自由な時間を、と望む女性が増えてきた証拠ではないでしょうか。
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