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家庭裁判所(調停)を利用する
婚の悩みをサポートしてくれる機関や相談先を利用するのは必要なことだと思います。
どうしても当事者同士は感情的になっていますから、時には冷静な判断が必要とされます。
子供がいるにも関わらず、相手から離婚を切り出されて悩んでいるようなケースや子供が小さいので離婚を切り出せないなど、夫婦関係に修復の可能性が残っているような場合は、家庭裁判所に夫婦関係調整の調停申し立てをしてみるのもよい方法といえます。
調停は調停委員や心理学、社会学に詳しい調査官が、壊れかけた夫婦関係を立て直すため調停にあたってくれます。
夫婦関係調整の調停は離婚調停とは違い、どちらかが離婚は避けたいと考えている場合、円満に回復するようにアドバイスしたり調整を行ってくれます。 離婚が当事者にとって適切だと判断した場合は、離婚が成立するように調停をすすめることもあります。
■家事相談室
家庭裁判所では、夫婦や親子などの家族関係の争いについて相談に応じてくれる「家事相談」があります。
ここでは夫婦の離婚問題の相談も受けてくれますので利用してみると良いでしょう。相談には、家庭裁判所調査官や裁判所書記官があたってくれます。
家事相談では、問題の解決方法のアドバイスや調停や審判などの手続き、調停手続きの説明、管轄はどこか、手数料などを説明してくれます。
家事相談は無料ですが、電話での相談は受けてくれませんので予め日取りなどは確認する必要があります。
■参照
・裁判所・夫婦関係調整調停(円満)
・裁判所・夫婦関係調整調停(離婚)
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