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国際結婚は増えています。
そして、国際離婚もその分増えています。
ここでは、国際結婚と離婚にまつわる問題点を整理して考えてみましょう。 |
離婚するときはどこの国の法律に従うのか？
外国人と結婚することを国際結婚と一般的にいいますが、正式には、国籍が違う人同士が結婚することをは「渉外婚」といいます。
離婚を渉外離婚といいます。
この渉外離婚のややこしいところは、どちらの国の法律に従えば良いかということです。
日本においてはそれぞれについて下記のように、どこの国の法律に従うか定められています。
①離婚のときの夫婦の本国が同じ場合
②夫婦の本国が異なり、常時居住している地の法律が同一の場合
③夫婦の本国が異なり、夫婦で常時居住している地もない場合
居住地が日本であれば、基本的に日本の法律に従うのが原則となりまます。
日本での離婚の考え方は、基本的に夫婦の話し合いで決めるべきとされていますが、国によっては離婚自体が認められていない国もあります。
さらに、裁判所が関与して、当事者同士だけでは離婚の成立が認められないような国もあります。
したがって、渉外離婚の際には個々の国の違いを念頭に置き、調停や訴訟など、あらかじめ裁判所が関与する形態をとっておく必要があります。
■参照
・国際離婚
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