|
国際結婚は増えています。
そして、国際離婚もその分増えています。
ここでは、国際結婚と離婚にまつわる問題点を整理して考えてみましょう。 |
子供がいる場合の親権や監護権は?
子供がいる場合の国際離婚(渉外離婚)では、親権や監護権をめぐる解釈が国により異なります。
結局は、子供の福祉の観点に立って合意が求められるのですが、夫婦間ではとても解決できない問題も存在してきます。
そのため、どうしても裁判所の介入が必要になるのですが、どこの国の法律に従うかかいくつかの条件があります。
親子間の法律関係を定める法令では下記のような条例があります。
・子供の本国法が父母の一方の本国法と同一の場合には子供の本国法。
・その他の場合は子供の常居住地法。
どこの国の裁判所で行うかは、夫婦の離婚の問題にともない生じる問題があるので、夫婦の離婚問題を扱う裁判所で行うというのが一般的です。
まだまだ子供の親権や監護権の問題は、法律の適用レベルから複雑な要素が絡み合うのが現実です。
そのため、実際に離婚する場合はどうしても専門家のアドバイスが必要になってしまいますので、必要に応じて問い合わせてみることが最も必要なことになってしまいます。
■参照
・国際離婚
スポンサードリンク
|
|
|