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一度は結婚はこりごりと思っても、1人でいると恋が芽生えることもあります。その結果、再婚ということにもある可能性があります。
しかし、再婚ならではの問題点もありますので、その点を理解しておくことは必要だと思います。 |
ペーパー離再婚とは
婚姻の際、民法では、夫と妻はいずれかの姓を選択し同じ姓を名乗ることとされています。
しかしこのことで、仕事上で不都合が生じたり、知名度や認知度が失われるということもあります。
その問題を解決する方法として注目されているのが、「ペーパー離再婚」です。
これは、離婚や再婚を単なる書類のやりとりにすぎないと割り切り、必要に応じ離再婚を繰り返すというものです。
たとえば、法律婚夫婦の場合、パスポートの更新や戸籍や姓が問題になる公的な書類を作成する場合は離婚し、書類ができたら再婚するということがこれにあたります。
反対に、事実婚夫婦に多いのは、子供を非嫡出子にしたくないなどの理由で、出生届けを提出する1日だけ法的な夫婦になり、その後離婚して事実婚に戻るといったケースです。
これは便宜上の離再婚ですから、事実と書類の記載事項は一致しません。
しかし、公の証明書類上での記載事項の変更には特に期限が規定されてないので、短期間の再婚・離婚ができることになります。
夫婦別姓の要求に高まりがある現在においては、ペーパー離再婚はある意味、自立した夫婦のあり方を模索し、夫婦別姓・旧姓使用を実践することができる方法の一つなのかもしれません。
■参照
・夫婦別姓の法律学
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