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離婚を決断するとき、子どもがいたら親権をどうするかという問題が最も重要かと思います。
親権にはどんな意味があるのか、どんな権利があるのかなど、正しく理解しておくことが重要です。 |
親権の分担は良いことなのか？！
夫婦が離婚した場合、未成年の子供がいると親権をどちらかに決める必要があります。
親権者と監護者が異なる場合、「子供の姓と戸籍を変更する」際に問題がおこることがあります。
例えば、夫が親権者で妻が監護者となり同居しているケースですが、このようなとき子供の姓を妻と同じにしたいときは手続きに注意が必要です。
１５歳に満たない子は自分で姓の変更の申立はできませんから、法定代理人が代わりに申し立てることになります。
しかし、監護者には法定代理人の権利がありませんので、親権者の夫の同意が必要になり、夫に「子の氏の変更の申立て」をしてもらわなければなりません。
親権者が妻のときでも、親子の姓を同じにするための手続きは必要ですが、このときは、夫の同意がなくても妻自身が手続きできるという点で前記のケースとは異なります。
親権から監護権を分担するというのは実際にはあまりないケースです。
親権は本来親のためにあるものではなく、子供の物心両面での安定した生活を保障するためのものであるということを念頭におき、夫婦でじっくり話し合うことが最も重要なことです。
■参照
・裁判所 | 親権者変更調停
・親権・監護権・面接交渉権
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