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離婚を決断するとき、子どもがいたら親権をどうするかという問題が最も重要かと思います。
親権にはどんな意味があるのか、どんな権利があるのかなど、正しく理解しておくことが重要です。 |
監護権の分担について
夫婦が離婚した場合、未成年の子供がいると親権をどちらかに決める必要があります。
もし、親権者になった側が、仕事の都合などで十分に子供の世話や教育をできず、子供の生活環境にあまり良い影響を与えていないようなときは、親権を持たない側に引き取って育ててもらうこともあると思います。
このような場合は、実際に養育している者が「監護者」になり、親権の要素から「監護権」を分担することができます。
この場合、監護者が子どもの日常生活に必要な身のまわりの世話や教育などの権利と義務を負って、親権者である側が子供名義の財産の管理や財産上の代理行為を行うという形で、親権を分担することになります。
親権の分担といっても、監護権は子供の生活上の権利と義務だけです。
財産管理権や法定代理人としての立場は含まれません。
■参照
・裁判所 | 親権者変更調停
・親権・監護権・面接交渉権
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