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離婚した場合、子供がいるならどちらかは子どもと離れざるを得なくなります。
離婚後に子供と別れる側は、子供の成長や生活面などは気になってしかたない事だと思います。
離婚を決断するには、親子の面接交渉権について正しい知識を知っておく必要があります。 |
離婚すると親子関係はどうなる!?
離婚はあくまでも夫婦間の問題です。
夫婦に子供がいた場合、夫婦の関係が解消されたといっても、親子の関係まで解消されたわけではありません。
特に、子供と別れる側は、離婚によって子供との生活まで失われるというのは、大きな悲しみでもあり、すごく心配になるものです。
当然のことながら、たまには子供に会いたくもなるでしょうし、子供も別れた親に会いたくなることもあるでしょう。
民法には記載されてはいないのですが、離婚して離れて暮らす親が子供と面接し、交渉する権利は「面接交渉権」として、調停や審判では認められています。
面接交渉権の「面接」とは、子供に対しての接触のことで、「交渉」は一緒に食事や遊びに行くなどの、ともに過ごす行為のことです。
このように、面接交渉権は、親子として自然な感情に基づく行動を認めようというもので、親子間の円滑なコミニュケーションは、子供の福祉と利益に有利だとの判断から認められた権利です。
親との面接交渉が子供の福祉と利益に反するときや、子供が会うことを拒否していたりするような場合は、面接する権利は認められません。
■参照
・裁判所 | 面会交流調停
・親権・監護権・面接交渉権
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