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離婚を決断するとき、子どもがいたら親権をどうするかという問題が最も重要かと思います。
親権にはどんな意味があるのか、どんな権利があるのかなど、正しく理解しておくことが重要です。 |
親権者の決め方
夫婦が離婚した場合、未成年の子供がいると親権をどちらかに決める必要があります。
子供の養育にとり重要な権利と義務を持つ「親権者」の決定は、とても重要な問題です。
法律は、まずは夫婦の協議によって、どちらかを親権者として定めるよう求めています。
離婚届に親権者の記載が求められるのも、親権者の決定が後回しにならないようにするという目的があるといいます。
夫婦の話し合いで決まらないということもあります。
このようなときは、夫婦のどちらかの請求に基づき、裁判によって親権者を決めることになります。
そして、離婚を「調停離婚」で決着させようとする場合も、まず親権者の選定を明確にした上で、調停離婚の成立を目指すことになります。
■親権者を決める時の判断基準
裁判所では、年齢をはじめとした子供の事情に加えて、夫婦双方の事情として、経済状態や性格、環境などを考慮して判断することになります。
中でも一番重要視しているのは「子供の利益」です。
子供にとり夫婦のどちらかを親権者として選定することが、真の利益にかなうのかを総合的に判断して決めることになります。
■参照
・裁判所 | 親権者変更調停
・親権・監護権・面接交渉権
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