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離婚を決断するとき、子どもがいたら親権をどうするかという問題が最も重要かと思います。
親権にはどんな意味があるのか、どんな権利があるのかなど、正しく理解しておくことが重要です。 |
親権とはどういいう権利か知ろう
夫婦の間に未成年の子供がいる場合、大きな問題になるのは親権です。
親権は、法律的に下記のように定義されています。
●子の身上監護権とその義務
●子の財産管理権とその義務
身上監護権とは子供を守り育てる権利。要するに養育と教育の権利です。
財産管理権とは、子供名義の財産がある場合にこれを管理する権利です。
これに加え、親権には、子供が契約する場合の「法定代理人」としての立場も含まれています。
夫婦が婚姻している状態であれば、子供の親権は夫婦２人にありますが、離婚する場合は、どちらか一方を子供の親権者として決める必要があります。
親権者を記載しないと離婚届けを受理されませんので、夫婦のどちらかが子供の親権者になるかは、離婚届を出す前に決めておかなければなりません。
夫婦のどちらかが親権を放棄し、相手が親権者となることに同意する場合は、子供の親権についての紛争はありませんが、それができないときは慎重に検討しなければ大きな問題になることがありますので、注意が必要です。
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■参照
・裁判所 | 親権者変更調停
・だれも教えてくれない戸籍の話（親権）
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