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夫婦で築いてきた財産を分けるのを「財産分与」といいます。
離婚を決断する時どのように分けるかを冷静に考えなければトラブルの原因にもなります。
夫婦の財産分与についての知識を整理して、あらためて離婚への決断を考えて見ましょう。 |
まずは財産分与の目的を知ること
離婚するときのお金の問題の一つに財産分与があります。
これまで夫婦で築いてきた財産、所有している財産をなどを、それぞれ個別に分ける方法について考えなければなりません。
中には、早く別れたいという気持ちが強くて、あまり深く考えないような人もいるようですが、後々後悔しないようにするためにもしっかり考える必要があります。
財産分与の基本的な目的ですが、結婚生活で夫婦が協力して得た財産を公平に分配するということです。
これは、財産の精算ですから、「精算的財産分与」と呼ばれ、精算的意味合いのものが中心です。
次に、離婚後に生活が困難になる側への生活費支援の目的で行われる「扶養的財産分与」があげられます。
また、財産分与に慰謝料を含めた「慰謝料的財産分与」、他にも婚姻費用の精算を財産分与で行うケースもあります。
このように、財産分与の目的はかなり多様だといえます。
■参照 ・裁判所 | 財産分与請求調停
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