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夫婦で築いてきた財産を分けるのを「財産分与」といいます。
離婚を決断する時どのように分けるかを冷静に考えなければトラブルの原因にもなります。
夫婦の財産分与についての知識を整理して、あらためて離婚への決断を考えて見ましょう。 |
財産分与の対象となる財産は?
財産分与といっても、夫婦共同名義の財産というのは少ないのが現実です。 通常、不動産や預貯金など多くの財産は、夫婦のいずれかの個人名義になっていることがほとんどです。
財産分与における寄与度は、個別の財産ごとに考えるわけではありません。
預貯金や不動産、あるいは家財道具や車などの動産などを合計して、分与割合を適合するのが基本になります。
財産分与の対象となるものは現金が最も多く、全体の半数以上を占めています。
次に土地や住宅などの不動産、車や家具、債権などの動産となります。
借金や住宅ローンがある場合、これら負の財産も財産分与の対象になりますので、注意が必要です。
一般的には、婚姻期間が長い夫婦になるほど、離婚時の財産分与の額は多くなる傾向にあるようです。
■参照 ・裁判所 | 財産分与請求調停
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