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  賞与と源泉徴収      




●賞与と源泉徴収について


賞与の源泉徴収は、給与の源泉徴収とは計算方法が少し違います。
賞与の源泉聴取税額は、課税対象額(賞与ー社会保険料)に算出率を掛けて計算します。算出率を求めるには、該当する社員の前月分給与から社会保険料を引きます。


この額と扶養控除等(異動)申告書に基づいた扶養親族などの数を「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」に照らし合わせて算出率を出します。


算出率も給与と同様、「甲欄」または「乙欄」びより「給与所得者の扶養控除等申告書」の扶養親族等の数と前月の社会保険料控除後の給与の額が該当する行を左に延長した「賞与の金額に乗ずべき率」を見つけ、この率を賞与の金額にかけて賞与に対する所得税を求めます。




●賞与と源泉徴収額の計算方法


◎前月の給与の額の10倍を超える賞与を支払うとき
①社会保険料控除後の賞与額x6分の1(賞与査定期間6ヶ月を超えるときは12分の1)
②①+(前月の社会保険料控除後の給与の額)
③②の金額の月額表にあてはめ税額を出す
④③-(前月の給与に対する源泉徴収税額)
⑤④x6(賞与査定期間6ヶ月を超えるときは12)


◎前月に給与を支払ってない者に賞与を支払うとき
①社会保険料控除後の賞与額x6分の1(賞与査定期間6ヶ月を超えるときは12分の1)
②①の金額を月額表にあてはめ税額を求める
③②x6(賞与査定期間6ヶ月を超えるときは12)




■参照先
源泉徴収税額表
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