●利子所得
利子所得とは、預貯金や公社債の利子、合同運用信託や公社債投資信託などの収益の分配のことです。
収入金額がそのまま利子所得になり、差し引ける必要経費もありません。
税率は一律20%(所得税15、住民税5)で受け取り時に源泉徴収されます。
●配当所得
配当所得とは、法人から受ける利益や余剰金の配分、基金利息、投資信託などの収益の分配などのことです。
配当の元本となる、株式などを取得するための借入金の利子は、必要経費になります。
税率は、原則として20%で受取時に源泉徴収され、確定申告時に他の所得と合算して総合課税されますが、上場上株式等については源泉税率10%・申告不用・申告分離課税の選択・損益通算などの特例があります。
●非課税の利子所得
障害者や寡婦など、所得家得能力が弱いとされる人の預貯金については、利子所得が非課税とされます。
また、勤労者の持ち家促進などのための財形貯蓄については、合計550万まで利子所得が非課税です。さらに、納税準備預金の利子なども非課税です。
・税金を知ろう 利子所得と配当所得
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