●申告納税方式
納税者が、自分で所得や税額を計算し、申告納税する方式のことを申告納税方式といいます。
申告納税方式では、納税者の申告により税額が確定します。
申告間違いや、申告義務を放棄したような人には、税務署長などが税額を決めることになります。これを「更正決定」といいます。
なお、所得税や法人税など、国税は一般に申告納税方式になっています。
●賦課課税方式
納税者に申告義務がなく、徴収する側が納付すべき税額を確定していく方式を、賦課課税方式といいます。
確定した税額は、賦課決定通知書の交付により納税者に知らせます。
賦課課税方式は、国税の一部、地方税では不動産取得税や固定資産税などがこの方式をとっています。
●申告納税は節税になる
申告納税方式の税金には節税のチャンスがあります。
税額を計算するための規則や方法には複数のものがあり、税額計算には自己に有利な方法を選択することができる場合が多々あります。
さらに、青色申告制度や申告納税制度を促進するための様々な税制上の優遇措置があり、これらを申告の課程で利用できます。
・適正な申告と納税の推進
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