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●消費税の計算
●課税仕入にかかる消費税の控除
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課税仕入れにかかる消費税を仮払消費税といいます。
これも、全額控除はできません。
原則として、課税売上に対応する(課税売上を生じさせるために支出した)課税仕入れに対して支払った消費税のみ、課税売上にかかる消費税(仮受消費税)から控除できます。
非課税売上に対応する課税仕入れに対して支払った消費税は、仮受消費税より控除はできません。
この場合、課税期間の総売上高(課税売上+免除売上+非課税売上)に対する課税売上高(課税売上+免税売上)の割合を示す「課税売上割合」が95%以上のときは、仮払い消費税の全額を控除できます。
95%未満の場合は、課税売上のみ対応する消費税と課税売上と非課税売上に共通する消費税に課税売上割合をかけた金額を控除します。
これを「個別対応方式」といいます。
ただし、課税仕入れの対応関係を判断は難しい場合もあるので、このようなときは、すべての仮払消費税額に課税売上割合をかけた金額を控除できます。
これを「一括比例配分方式」といいます。
・消費税・タックスアンサー
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