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●法人税の所得の計算方法 |
●税務調整とは
法人税法では、その法人の「各事業年度の所得の金額は、その事業年度の益金の額からその事業年度の損金の額を控除した金額とする」と規定されています。
企業会計上の利益は、利害関係者である株主や債権者などへの情報提供のための数値となっているのに対して、法人税法上の所得は、税収の確保や課税の公平という観点により計算されています。
そのため、企業会計上の利益と法人税法上の所得は一致することはありません。
しかし、企業会計上の利益と法人税法上の所得を個々に計算するということではなく、確定した決算により算出した企業利益をもとに一定の調整を加えて、法人税法上の所得を求めます。
この一定の調整のことを「税務調整」と呼びます。
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